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六満こども園でうんどう教室・食育活動を実施しました

 1月16日、六満こども園(京都市中京区)で園キャラバンを実施しました。今回は硬式野球部のWebサイトを通じてご依頼いただき、硬式野球部によるティーボールを含めたうんどう教室と、機能食品部門による食育かるた遊びなどを室内で行いました。年長クラスの34名が参加し(2名欠席)、2グループに分けてうんどう教室と食育かるた遊びをそれぞれ1時間ずつ実施しました。

うんどう教室

以下の4種類のメニューを実施しました。

①コーンリレー:走る
 2チームに分かれて競争しました。初めに、ボールをバトン代わりにして先に置いたコーンを回って帰ってくるリレーを行いました。次の走者とのボールの受け渡しで落としてしまうなど、うまく行かない場面もあり、野球部員はボールを渡す際に「落ち着いて」と声をかけていました。次に、走者がボールをコーンの上において戻ってくる、次の走者はボールを取って戻ってくる、これを交互に繰り返すリレーを行いました。最初のリレーで学んだのか、コーンにボールを置く際にはゆっくりと慎重に行う姿が見られました。

②ボールキャッチ:捕る
 園児1~2人に対して野球部員が1人付き、ボールの取り方を丁寧に教えました。初めに、両手でチューリップの形を作り、野球部が投げたボールをキャッチすることから始めました。自分でボールを上に投げ、手を何回かたたいてから捕るという遊びにもチャレンジしました。園児たちは、自分の担当の野球部の「おにいちゃん」を覚えて、これ以降のメニューについても同じペアで指導を行いました。

③カゴ入れゲーム:投げる
 4チームに分かれ、野球部員が持っているカゴを目がけてボールを投げ、カゴに入ったらカゴを回り、次の子にリレーをするという競争をしました。なかなかカゴに入らない園児もいましたが、野球部員は「おしい」「下から投げてもいいよ」など、さまざまな声を掛けていました。

④バッティング練習(ティーボール):打つ
 コーンの上に、ボールを置いてバットで打ちました。最初に野球部員がデモを行い、。室内なのでフルスイングは見せられませんでしたが、園児たちは釘付けになって見ていました。園児たちは10球ずつ打ちました。バットが上手くボールに当たり、前に飛ぶと大喜びしていました。また、飛んできたボールを捕ったり、拾いに行ったりする役割を作り、これらも楽しんでいました。

 うんどう教室を終え、かるた遊びと入れ替わるときに、担当してくれた野球部員に抱っこをしてもらいながら移動する様子もあり、とても仲良くなった姿が印象的でした。
園児と野球部員との会話の中で、園児から「どんな仕事をしているの?」などの質問があり、「薬を創る会社なんだよ」と話しているのを見て、日本新薬のことを知ってもらえるきっかけになったと感じました。また「どこで試合をしているの?見に行きたい!」という質問が多く、園の先生からも「わかさスタジアムであれば園児と見に行きたい」と言っていただきました。日本新薬硬式野球部の小さなファンが増えたイベントとなりました

食育かるた遊び

 3グループに分け、園児5~6人の1グループに機能食品カンパニー部員が1人ずつ入りました。部員が食育かるたの読み札を読み上げ、園児が絵札を取りました。全員が年長さんということもあり、かるた遊びも経験しているとのことで、スムーズに行うことができました。単に「読み札を読む」→「絵札を取る」を繰り返すのではなく、読み札の内容に関連したことを園児に問いかけ、会話を通じて食に興味を持ってもらえるような働きかけを行いました。例えば、「朝ごはん」「七草がゆ」「たんぱく質」などの食習慣や栄養に関係することばがある札については、「朝ごはんちゃんと食べてる?」「七草って知ってる?」「たんぱく質って何かな?どんな食べ物に入ってるかな?」など。園児たちは口々に応答してくれて、話がどんどん展開していく場面もありました。また、園児たちは絵札に描いてある絵に興味津々でした。中には自分から「七草がゆ食べたよ」とお話してくれる子もいました。
また、「自分でかるたを読みたい」と言って、園児同士で読み手と取り手に分かれて、かるた遊びを楽しむ姿も見られました。
 かるた遊びの後は、かるたのデザインで作成した塗り絵で遊びました。絵札をじっと見て同じ色で塗ったり、逆にカラフルなシンヤくんになるよう自由に塗ったりと、塗り絵に夢中になっていました。

最後に

 イベントの最後に、日本新薬から食育かるた2セットと現在までに発刊されたこども文学賞の絵本を園に贈呈しました。また、園児たちにはそれぞれ担当した野球部員から、シンヤくんのバイザーやシール、食育関連のパンフレットなどを渡しました。すると、野球部員と一緒にシンヤくんバイザーを作り始めました。
 最後のお見送りは、園児たちがシンヤくんバイザーを被り、2列に並んで花道を作ってくれました。野球部員や機能食品カンパニー部員とハイタッチするなど、とても温かい雰囲気の中、園キャラバンを締めくくることができました。園児、先生、野球部員、機能食品カンパニー部員、皆が笑顔にあふれ、心温まるひと時でした。

 今後も日本新薬は「体も心もともに健やかに、明るい未来を創ってほしい」との想いで、スポーツ振興や食育活動を通じて、地域貢献に取り組んでいきます。園キャラバンをご希望の方は、当サイト内からお問い合わせください。