先発西川は1回、3人でピシャリと抑え無難な立ち上がりを見せます。

なんとしても先制点をとりたい新薬はその裏、先頭の大崎が四球を選ぶと吉野がきっちり送ってチャンスを作ります。しかし、期待の3番・4番がランナーを返せず先制できません。絶好の立ち上がりを見せた西川でしたが2回、2死2塁からタイムリーヒットを打たれ先制されます。

さらに3回、連打とフィルダースチョイスで1死満塁から走者一掃のツーベースヒットを打たれ0-4とリードを広げられます。

あとのない新薬は6回、相手のエラーと福永・大石の連打でノーアウト満塁のチャンスを作ると黒川・鎌田のタイムリーで2-4と2点差とし、なお1死満塁のチャンスが続きます。

一気に同点に追いつきたい新薬でしたが、後続が続かず2点差のままで終盤を迎えます。

続く7回、デッドボールと送りバントでチャンスをつくり、クリーンナップに期待がかかります。しかし福永・大石が凡退に終わり、点差を縮めることができません。

3回以降、齋藤・岩本が気迫の投球で相手に追加点を与えませんでしたが9回、ソロホームランを許し2-5とされ万事休す。

8年連続出場を狙った新薬でしたが、日本製鉄広畑に敗れ、第92回都市対抗野球大会は予選敗退という結果に終わりました。