野球を始めたころ
とにかくボールを投げることが大好きで家の壁に向かって毎日のようにボールを投げていたのを今でも覚えています。小学三年生の時近くの少年野球チームに入団しました。県内でもトップクラスのチームでレベルの高さを感じて泣きながら必死に練習に食らいついていたことを覚えています。はじめはショートをやっていたのですが、肩の強さをかわれ小学五年生の時に投手へ転向しました。はじめはコントロールも悪かったのでよくなるために毎日のように壁当てをしてコントロールを磨いてました。その成果もあり５、６年生ではチームのエースとして市内では負けることなく、愛知県ベスト8まで進むことができました。その頃の同級生とは今でも交流があります。

中学・高校時代
中学では、ボーイズリーグに入団し三年間を通してピッチャーをしました。慣れない硬式ボールで戸惑いも多くあり苦労したこともあったが、全員で全国大会を目指して必死に練習しました。高校では、一年生の夏から公式戦を経験することができたが、その年の秋の近畿大会で藤原、根尾がいた大阪桐蔭高校に滅多打ちされ圧倒的な力の差を感じ冬の間力をつけるために必死に練習しました。その結果球速も10キロ以上伸びました。春、夏を通して甲子園出場はできなかったが三年間を通して成長を実感することができたのでとてもいい三年間でした。

大学時代
おそらくこれからの自分の人生において最も濃い四年間だと思います。入寮した次の日から今までとは真逆のような生活が始まりました。朝から晩まで野球漬けの日々で練習の量は全国でもトップクラスだと自負しています。また、練習の厳しさだけでなく一人の人間として当然のことでもあるあいさつや礼儀といった人間的な部分も野球というスポーツを通してたくさん学ぶことができました。その成果もあり大学三年時には全日本大学野球選手権で優勝することができました。その中でも一番の思い出は、大学四年時の秋季リーグ戦で一部残留を決めたことです。二部降格の危機になったときに四年生全員でミーティングを重ねどうしたら勝てるのかを必死に考えました。その結果,一部残留を決めて全員で泣いたことは一番の思い出です。